ハル型
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英雄の家。
コウモリ善通寺

子供の頃、どうしても怖くて仕方がない場所ってありませんでしたか?
私の場合は祖父の家でした。

以前、祖父の家は香川県善通寺市で旅館を営んでおり、
お墓参りに行く際にはいつも立ち寄っていたのですが、
父が忙しくて行けない時は、一人で大阪から香川まで
汽車を乗り継ぎ訪れていました。
(当時小学生でした。物騒な世の中の今となっては考えられませんよね。)

不安でいっぱいでしたが、大好きなおじいちゃんに会うために、
ハナタレ小僧は乗り換えのメモを手に脇目も振らず目的地を目指していました。

ようやく家に到着しホッと一息つくと、
今度は家に飾られた能面や薄暗い部屋がハナタレ小僧に襲いかかります。
この時もう一人で来た事をすでに後悔していました。

そんな様子を見かねてか、瓢箪作りの名人の祖父は、
沢山の瓢箪を手に現れ、私の気をまぎらせてくれました。

そうこうしているうちに慣れない事だらけで疲れきった私は
いつの間にか眠ってしまっていました。

しばらくして突然トイレに行きたくなり目を覚ますと、
景色は別世界、灯りは無く廊下の方に目を向けると、
コウモリがっ!(写真↑)もう限界です。

この家では厠(昔のトイレ)までは廊下を通って外にある
離れ小屋まで行かなくてはなりません。

どんどん広がる恐怖の妄想・・・。

私は半ベソかきながら叫びました。
『シッコ〜〜〜〜〜っ!』
『・・・・・・・・・・』
『助かったぁ〜〜〜。』

私を厠までエスコートしてくれた祖父は、
私に襲いかかる悪から守ってくれる
ゴレンジャーよりも強い英雄(ヒーロー)でした。

この建具は書院という本を読む所らしく、床の間の横に作られていました。
昔は月灯りを上手く使って夜を楽しんでいたんですね。
いい仕事ですね。今となっては・・・(笑)
| | 19:50 | comments(3) | trackbacks(0) |
吊り橋を架ける。
鳴門大橋ケーブル

この物体が何なのか。。。?
天体観測の機械のような風貌ですが、明石海峡大橋や大鳴門橋の吊り橋の
メインケーブルの模型の断面で、1本のケーブルの直径は1122mmもあり、
127本のワイヤー束ねられたストランドというものが更に290本束ねられ
作られているそうです。つまり、36830本のワイヤーで一本のケーブルが
作られているのです。ワイヤーは直径5.23mmあり、束ねられたケーブル
は約6万トンの加重に耐える事が出来るそうです。

全く想像のつかない重さですが、実物を目の前で見るととにかく凄いパワー
なのが分かりました。

以前、一本の太いワイヤーを作るよりも、細いワイヤーを束ねる事で強度が
増す事は聞いた事がありましたが、実際にあの大きな橋を吊るケーブルが、
これほど細いワイヤーで出来ているのには驚きでした。

40年橋の設計をしていた私の叔父に、橋についての話をよく聞かせてもらっ
ており、橋を見る度少し専門家ぶって「叔父が話してくれていたのはこの部分
のことかぁ・・・」などと思いながら観ていました。

そんな叔父に「橋を架けた中で一番良かった仕事ってありますか?」と尋ねた
所、「利便性の為に架けた大きな橋よりも、山間に架ける生活に必要な小さな
橋を架ける仕事が好きだった。」と話して下さり、共感と共に深く考えさせら
れました。本当に必要とされる仕事・・・私も一つでも多くそんなモノ作りを
したいです。

いつか橋巡りの旅がしたいものです。



| | 17:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
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